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城間びんがた工房について

琉球王朝時代から続く紅型の三大宗家(沢岻家、知念家、城間家)の一つ。
第二次世界大戦により壊滅的な打撃を受けた首里、那覇では紅型の資料も焼失してしまいました。
その中で先祖代々紅型家業を受け継いでいた城間家の14代目城間栄喜氏と知念家の知念績弘氏が戦禍をまぬがれ、終戦後、那覇、首里に戻り紅型復興に取り組みました。
1950年頃から首里に集まった画家を中心に城間栄喜氏を盛り立てて紅型復興運動が起こりました。この時に「琉球紅型技術保存会」が結成され、昭和48年には「琉球紅型伝統技術保存会」(会員16名)が城間栄喜氏を中心に結成、県無形文化財の指定を受けました。

城閒 栄順

城間びんがた工房
15代目
城閒しろま 栄順えいじゅん

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略歴

昭和9年

沖縄那覇市首里に14代城間栄喜氏の長男として生まれる。

昭和34年

首里高校を卒業ご家業の紅型に専念する。

平成8年

日本工芸会正会員認定

平成9年

日本工芸展卓越技能賞(現代の名工)受賞

平成21年

沖縄県文化功労者受賞

平成24年

旭日双光章授与

令和3年

現在 城間びんがた工房15代継承
沖縄県指定無形文化財技能保持者
日本工芸会正会員
現代の名工
那覇市市政功労者
沖縄タイムス文化功労者
旭日双光章叙勲

城閒 栄市

城間びんがた工房
16代目
城閒しろま 栄市えいいち

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略歴

昭和52年

15代城間栄順氏の長男として生まれる

平成14年

沖展奨励賞受賞

平成15年

インドネシア・ジョグジャカルタにて2年間バティックを学ぶ

平成22年

第62回沖展最高賞「沖展賞」受賞

平成24年

沖展正会員

平成26年

第62回日本工芸会新人賞受賞

紅型びんがたとは

沖縄を代表とする染物。「紅」は色彩豊かな色を表し、「型」は花鳥風月が華やかに描かれた図柄を表しています。
紅型の特徴的な魅力といえば、鮮明な色彩、大胆な配色、図形が挙げられますが、その独創的な「琉球びんがた」の美しさが生み出された背景には、沖縄の特異な地理的要因も大きく影響しています。その昔、周りを大国に囲まれた小さな王国であった琉球王朝は、近隣諸国と敵対することではなく、交易することで平和を保ってきた歴史があります。その数多の交易の中で紅型は、その美しさに沖縄独自の自然風土をただただ反映してきたのではなく、一方では模様の緻密さ、もう一方では簡略化する大胆さの両面をあわせ持ち、中国的な豪華さもあれば日本的な優美さもある、技法的にも芸術的にも非常に稀有な伝統工芸として発展してきました。
図案から仕上げの水洗まで、18を超えるその制作過程すべての工程を主に一つの工房で行います。一枚型の型紙で連続的に型附けをするのが特徴の一つであり、顔料と天然染料の併用による彩色の手法も類例の稀なものです。
琉球びんがたの更なる発展を目指し、2018年からは新たに「琉球びんがた普及伝承コンソーシアム」が設立されました。

紅型

作品一覧